新日本G1・EVIL“消化試合”一度は拒否も金的&イスでSANADA葬る
「プロレス・新日本」(20日、日本武道館)
20選手がAとBの2ブロックに別れて争うシングルリーグ戦「G1クライマックス」Bブロック最後の公式戦5試合が行われ、EVILがSANADAを破り7勝2敗の勝ち点14で公式戦を終えた。SANADAは4勝5敗。
EVILは試合開始前にマイクを持つと、両者とも優勝の可能性がないことから「こんな試合意味ねえんだよ。終わりだ」とほえて去っていこうとしたが、SANADAが捕まえてリングに引きずり上げて試合開始。場外乱闘でのイス攻撃、参謀ディック東郷の介入などで圧倒するが、SANADAもEVILと東郷2人同時にパラダイスロックを決める屈辱を与えるなどして反撃した。
そして、SANADAは必殺のラウンディングボディープレスを発射するも、EVILはヒザを立てて迎撃。終盤にはEVILがレフェリーの死角を突いて金的攻撃をするが、なんとSANADAも金的で反撃し、オコーナーブリッジで丸め込んで勝負あったかに見えたが、東郷がレフェリーを場外に引きずり下ろしてカウントを妨害した。
そこから東郷は鋼鉄製のワイヤー、スポイラーズチョーカーでSANADAの首を絞め、さらに反則を誘おうとイスをSANADAに押し付け合う中、EVILがイスをSANADAに投げつけてダメージを与え、最後はEVILでまんまと3カウントを奪った。