ボクシング日本ライトフライ級王座決定戦が中止 出場選手がコロナ陽性

 ボクシングの帝拳ジムは10日、後楽園ホールで11日に開催を予定していた日本ライトフライ級王座決定戦に出場予定だった同級2位の岩田翔吉(帝拳)が、10日午後に行われた新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定を受けたと発表した。同決定戦は中止になった。対戦相手だった芝力人(真正)とも前日計量をパスしていた。

 岩田はタイトル戦出場選手に義務付けられている試合2週間前の検査で陰性。この日も発熱やせきなどの症状はなく、所轄保健所からの指示を待っている状況だという。

 岩田は「試合前日のPCR検査でコロナウイルス陽性判定を受けました。対戦相手の芝選手ならびに芝選手の関係者の皆さま、試合を組んでくださった関係者の皆さまや会場に応援に来てくださる予定だった皆さまに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。多大なるご迷惑とご心配をおかけした事を心よりおわび申し上げます」とコメントした。

 赤井英五郎(帝拳)-岡村弥徳(八王子中屋)戦と、永野祐樹(帝拳)-別府優樹(久留米櫛間&別府優樹)戦は予定通り実施される。

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