新日本・飯伏が屈辱KO コブの“コブゴェ”の強烈破壊力に立ち上がれず

 ジェフ・コブ(上)からカミゴェを食らう飯伏幸太
 ジェフ・コブ(下)から攻められる飯伏幸太
 グレート-O-カーン(左上)とジェフ・コブ(右上)に敗れた飯伏幸太(手前)と本間朋晃
3枚

 「プロレス・新日本」(26日、後楽園ホール)

 飯伏幸太が一騎打ちを合意しているジェフ・コブに自身の必殺技カミゴェでKOされる屈辱を味わった。

 飯伏は本間朋晃と組んでコブ、グレート‐O‐カーン組と対戦。コブと何度も挑発し合うなど緊迫感を漂わせた戦いは終盤、本間とのダブル小こけしを成功させるなどコブを追い込んだが、ラリアットを繰り出した本間がコブに捕まえられ、アスレチックプレックスで投げられてしまう。

 飯伏がカットに入ったが、コブに飛び蹴りをかわされてしまい、丸め込んでエビ固めに入るような態勢から、なんとコブゴェと呼ばれるカミゴェを豪快にたたき込まれてノックアウト。直後に本間がコブのツアー・オブ・ジ・アイランドで島流しとなった。

 コブゴェの破壊力が強烈だったのか、飯伏はしばらく動けず、同じくKO状態で横たわる本間とリング上に並べられ、コブとオーカーンに踏みつけられる二重の屈辱。1人では立ち上がれず、若手レスラーの方を借りて引き上げ、バックステージで言葉を発することはできなかった。

 一方のコブは意気揚々。「飯伏、お前は毎晩なかなか寝られなくて困っているんだろ。いつどこでオレとシングルで正面対決しないといけないのか思い巡らせて不安に陥っているんだろ。でも、今日はドクターのオレがお前をスヤスヤとリングで寝かせてやった。これでお前もオリンピアン(コブはレスリング元グアム代表)の実力が身にしみて分かったはずだ」と勝ち誇り、「ドクター・コブ、しっくりくるな」と、自身の異名を思いついてほくそ笑んだ。

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