王者オスプレイ 5・4鷹木戦決定!勝てばオカダ戦 WWEマッキンタイヤ戦も希望

 新日本プロレスは5日、両国国技館大会の一夜明け会見をインターネットで配信し、5月4日の福岡国際センター大会で王者ウィル・オスプレイに鷹木信悟が挑戦するIWGP世界ヘビー級選手権試合を行い、同29日の東京ドーム大会でオスプレイと鷹木の勝者にオカダ・カズチカが挑戦すると発表した。

 会見には前日に同初代王者の飯伏幸太から王座を奪取したウィル・オスプレイが出席。まずは、賛否両論を呼びながらIWGPヘビー級王座と同インターコンチネンタル王座を統一して新設された同王座を再び2本に分割して欲しいというリクエストが多くのファンからあったことを明かし、「答えはノーだ」と断言。「我々は新世代の選手。私が立ち上がり、このベルトを価値のあるものにしたい」と意欲を示した。

 続けて、自身が率いるユニット“ユナイテッド・エンパイア”(UE)に言及。新日本と同じブシロードを親会社とする女子プロレス団体スターダムと強い関係を築いたことを強調し、UE女子を立ち上げる構想も明かした。

 さらに、自身が保持するブリティッシュヘビー級王座の扱いにも触れ、母国イギリスでの防衛戦が困難な状況であることから、日本で防衛戦を行う考えを示しながら、同王座をIWGPブリティッシュ王座に変更することを提案した。

 4つめにIWGP世界ヘビー級王座について語り、挑戦者の団体を問わずに防衛戦を行うことを希望。英国人で初めてIWGPの最高峰王座を手にしたことも強調し、同じ英国人で世界最大手団体WWEの王者だったドリュー・マッキンタイヤとの対戦も「かなうならばやりたい」と熱望した。

 そして、前日の王者奪取後にオカダを挑戦者に指名したものの、鷹木がニュージャパンカップでオカダを破っていることを理由に挑戦を要求してきたことを受け入れたことについて語り、「2回鷹木を倒しており、本来はオカダと戦いたかった。しかし、鷹木の言うことに間違いはないので彼を最初の挑戦者にした」と説明。「飯伏戦でも言ったかもしれないが、自分はどんな手を使ってでもこのベルトを守り抜く。それは鷹木信悟戦でも変わらない」と闘志を燃やした。

 最後に、鷹木に勝てば1月4日の東京ドーム大会で敗れたオカダへのリベンジ戦が同じ舞台で実現することについて語り、「これまでにないもってこいのチャンスだと思っている。だから、ケガなく万全な状態で挑んで欲しい。何も言い訳はしたくない。最高の状態の2人で対戦したい。そして、自分こそが新日本プロレスの顔であることを証明したい」と呼び掛けた。

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