広島ひきこもり支援サイト開設 元ボクシング日本王者の中広大悟氏「誰でも起こりうる」
広島県で「ひきこもり」に悩む本人や家族のための支援ポータルサイト「ハルモニ@ホーム」がこのほどオープンした。
NPO法人「FOOT&WORK」(広島県海田町)と(株)レスコ(広島市)が共同で構築したもので、相談支援している団体や、福祉・医療の専門家が所属している医療機関、障がい福祉サービスの事業所など、さまざまな支援先を掲載。早期に相談機関につなげることで、ひきこもり状態が長期化、深刻化しないように支援していくことを目指す。
プロボクシング元日本王者で、現在は作業療法士として病院に勤務する傍ら、「FOOT&WORK」の広報大使として、ひきこもり問題にも携わっている中広大悟氏(39)は「ひきこもりは年齢を問わずだれでも起こりうるものです。電話相談や来所相談はハードルが高いと感じる人も、このサイトなら入りやすし、状況に応じた相談先を探すことができます。多くの方にこのサイトのことを知っていただきたいし、掲載施設も増やしていきたい」と話した。
「ハルモニ@ホーム」のアドレス(https://harumoni-hiroshima.com/)