ボクシング・亀田和毅 兄弟タッグで年内世界王座返り咲きだ
ボクシング「亀田3兄弟」の長男で元世界3階級王者の亀田興毅会長(34)が大阪市西成区に新設した「3150ファイトクラブ」のジム第1号選手となった弟で元世界2階級王者の亀田和毅(29)が9日、同ジムで練習を公開。兄とのタッグで年内の世界王座返り咲きを宣言した。
和毅は所属していた19年12月に協栄ジムが事実上閉鎖となったことで無所属になり、国内では試合を行えない状態が続いていた。海外での活動も模索したが、新型コロナの影響で困難となり、昨年8月末に帰国。生まれ故郷大阪で兄がジムを興し、ようやくリングへ上がる準備が整った。
目指すは世界王座への返り咲き。「年内にチャンピオンになりたい」とスーパーバンタム級での復権を掲げる。
プロモーターを務める興毅会長は、和毅がメインを張るジム初興行を今春大阪で計画中。年内3興行を開催予定で「復帰3戦目を世界タイトルマッチに持っていければ」とプランを披露した。