寺地拳四朗 4・24久田哲也とV8戦 泥酔不祥事からみそぎの復帰戦

試合を発表した寺地拳四朗(左)と久田哲也
世界戦を発表した寺地拳四朗(左)と久田哲也(右)=新大阪ワシントンホテルプラザ
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 「ボクシング・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(4月24日、エディオンアリーナ大阪)

 ボクシングの真正ジムは8日、大阪市内のホテルで会見し、4月24日にWBC世界ライトフライ級タイトルマッチを開催することを発表した。王者・寺地拳四朗(29)=BMB=が、同級1位・久田哲也(36)=ハラダ=を迎え、8度目の防衛戦を行う。

 当初このカードは昨年12月19日に同会場で予定されていたが、発表直前の11月末に王者の寺地が酩酊状態となって他人の自家用車を傷つける問題を同年7月に起こしていたことが発覚。被害者との示談は成立したが、この騒動の影響で試合は中止となった。

 寺地は日本ボクシングコミッション(JBC)からライセンス停止3カ月、制裁金300万円、6カ月の間に通算48時間以上200時間以内の社会貢献活動を義務づける処分を科された。拳四朗はゴミ拾いや小学生の登下校の見守りなど社会貢献活動を行った。今月1日に処分が解除され、再度、久田との試合が組み直された。

 久田は19年10月にWBA世界同級スーパー王者・京口紘人(ワタナベ)に挑戦。デビューから約16年、プロ46戦目、35歳での世界初挑戦は激しい打撃戦の末に3-0の判定負けに終わった。今回2度目の世界挑戦は京口紘人戦以来、約1年半ぶりの試合となる。

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