新日本・内藤“1冠挑戦”理由は「ヘビーへの敬意」IC封印の可能性も示唆

飯伏幸太(左)の持つ白いベルトに挑戦する内藤哲也=後楽園ホール
飯伏幸太(億)の足を攻める内藤哲也=後楽園ホール
飯伏幸太(左)にドロップキックを決める飯伏幸太=後楽園ホール
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 「プロレス・新日本」(14日、後楽園ホール)

 2月28日の大阪城ホール大会で飯伏幸太が持つIWGPインターコンチネンタル王座に挑戦する内藤哲也が前哨戦で勝利した。

 内藤はSANADAと組んで飯伏、永田裕志組と激突。グラウンドの攻防で笑みを浮かべるなど、本番を意識するかのように飯伏とやり合い、最後は永田の猛攻をしのいだSANADAがオコーナーブリッジで丸め込んで逆転の3カウントを奪った。

 IWGPヘビー級との2冠を保持し、2冠の統一を熱望する飯伏に、2冠統一に反対する意味を込め、あえて同インターコンチネンタル王座だけの挑戦を要求して受け入れられた前2冠王者の内藤。飯伏からはその意図を問われており、試合後のインタビューでは同ヘビー級王座をプロレス界の頂点と見なしていることを強調して、「なぜ、インターコンチネンタル王座を選んだか。一つの理由がIWGPヘビー級王座にあこがれ、IWGPヘビー級王座を目指し、新日本プロレスへ入り、そして歩んできた男のIWGPヘビー級王座への敬意かな」と説明した。

 続けて、「“神様”飯伏幸太は2本のベルトを1本に統一したいんでしょ。ということは、IWGPインターコンチネンタル王座の歴史に終止符が打たれるということ。どうせ終止符が打たれるんだったら、オレが終止符を打ってやるよ」と付け加え、「仮にオレがインターコンチネンタル王座を獲った場合、2月から半年、8月28日までに防衛戦を行わなければ(ルールにより)返上ということになる。つまり、そのとき、インターコンチネンタル王座の役割が終わるんじゃないですか。防衛戦に名乗りを上げる選手がいなかったらの話しだけどね」と、同王座が封印される可能性を示唆。

 さらに、「今日はこのへんまでかな。オレがインターコンチネンタル王座を選んだ最大の理由。それはまたの機会かな。なんだと思います?なんでしょうね。この時間こそプロレスファンにとって一番楽しい時間であり、一番ぜいたくな時間だよ。オレの最大の理由を口にするその時を楽しみにお待ち下さい」と、予告して去っていった。

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