新日本・飯伏が2冠V2!内藤がIC王座のみ挑戦要求「ベルト統一に反対」

 「プロレス・新日本」(11日、広島サンプラザホール)

 IWGPヘビー級・同インターコンチネンタル2冠選手権試合が行われ、2冠王者の飯伏幸太がSANADAの挑戦を退けて2冠とも2度目の防衛に成功した。

 飯伏は昨年のG1クライマックス優勝決定戦でSANADAに勝利したものの、丸め込まれてあわや3カウントの場面があったことを「負けていた」と認め、SANADAを挑戦者に指名していた。

 飯伏は雪辱に燃えるSANADAと、ともに得意とする華麗な空中殺法を交えながら一進一退の攻防を展開。だが終盤、SANADAに自身の得意技であるカミゴェとやり投げ、さらには断崖式TKOなどを浴びてピンチに陥る。

 そして、SANADAのラウンディングボディープレスでトドメを刺されるかに見えたが、飯伏はヒザを立てて迎撃。そこからカミゴェ連発で逆襲するも、粘るSANADAにカウント2で返される。さらに、ニーパットを外して繰り出したカミゴェをSANADAに丸め込みで切り返されるが、再度カミゴェを発射し、27分51秒の激闘を制した。

 そして試合後は前2冠王者の内藤哲也が登場し、「次のタイトルマッチの挑戦者に立候補しに来たぜ」とアピール。だが、1月4日に完全な3カウントで飯伏に2冠を奪われていることもあってIWGPインターコンチネンタル王座のみへの挑戦を要求し、「“神様”飯伏幸太が掲げている2本のベルトを1本に統一したいというプランに反対だからだ」と理由を説明した。

 これを飯伏は「オレはいつでもいいよ。日にちを決めてください。ということで、次インターコンチネンタル王座だけをかけて、飯伏幸太VS内藤哲也が決まりました」とあっさり受諾した。

 インタビューでは「ボクは挑戦者を選ばない。これは何度も言っているから」と自身の主義を語った飯伏。SANADAに対しては「また新しい戦う相手が見つかりました。SANADAさん、何度でもやろうよ。このシリーズ、本当に楽しかったよ」と、健闘をたたえて再戦を呼び掛けた。

 内藤が、自身が希望するベルト統一に反対を唱えたことには「ボクはどっち(2冠王座)にも愛がある。一つにした方が絶対いいベルトになる。彼の言っていることも全部分かった上で、ボクは一つにと言っている。気持ちでは負けていないです」と主張した。

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