新日本・ワトが前哨戦でBUSHI撃破!SHOがエール「マイク不器用だっていい」

 BUSHI(左)を攻めるマスター・ワト
 BUSHI(左)にキックを見舞うマスター・ワト
2枚

 「プロレス・新日本」(17日、後楽園ホール)

 2月10日の広島サンプラザホール大会で行われるIWGPジュニアヘビー級選手権試合で対戦する王者の高橋ヒロムとSHO、同大会でシングルマッチを行うBUSHIとマスター・ワトが、タッグのダブル前哨戦で激突し、ワト、SHO組がBUSHI、ヒロム組に勝利した。

 序盤にいきなりSHOがヒロムのサンセットフリップ・パワーボムを浴びて大ダメージを受け、ワトが長時間捕まる苦しい展開。SHOが回復すると気迫あふれる攻めで逆襲に転じるが、終盤にSHOはヒロムとBUSHIの合体式原爆を浴びて再度戦線離脱する。

 孤立したワトはブレーンバスターとシットダウン式パワーボムの合体技を見舞われるもカウント2で返し、BUSHIに変型デスバレーボムのテリブレで追い打ちされるも、一瞬のスキをついて変型ジャックナイフ式エビ固めで切り返して逆転の3カウントを奪った。

 昨年7月にメキシコ武者修行から凱旋帰国したものの、波に乗れ切れないでいるワトは昨年11月以来の締めのマイクを握ると、「広島で、オレがBUSHIから、今日と同じように3カウント、取ります」と若干ぎこちなくアピールし、SHOにバトンタッチ。困惑しながらマイクを受け取ったSHOは「オレもそうだけど、ワトもまさか、そんなにマイク好きじゃない?でも、いいんだ。マイク不器用だっていいんだ。このリング上で全力で戦ってりゃいいんだ」とワトにエールを送り、「ワト、大事な試合控えてる。オレも。高橋ヒロム、負けるわけにはいかねえ。オレからは最後に言わせてもらう。2月10日が終わったら、ジュニアのチャンピオンになるのはオレだ」と誓った。

 IWGPジュニアヘビー級王座初挑戦のSHOはインタビューで「初挑戦の相手が同い年の高橋ヒロムだってこともメチャクチャ運命を感じるよ。2月10日、オレはいろんな思いがあるんだ。ただの2月10日じゃねえんだ。人生かけて必ず獲ってやる」と必勝を宣言した。

 ワトは「今日、BUSHIから3カウントを取った。2月10日、広島でも結果は同じだ」と再度アピール。そして「今日は対戦相手に高橋ヒロムというね、IWGPジュニアチャンピオンがいて、オレもこんなところでつまづいていられない。もちろん目指すはIWGPジュニア。そして、その時にはグランドマスターになっているかも知れない。それか、それを上回るような新日ジュニアのレスラーになって見せます。アイル・ビー・ザ・グランドマスター(オレはグランドマスターになる)」と目を輝かせた。

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