新日本G1・飯伏 史上3人目連覇王手「優勝して本当の神になります」

 「プロレス・新日本」(16日、両国国技館)

 G1クライマックスのAブロック最終戦が行われ、前年優勝の飯伏幸太が3年連続の優勝決定戦に(18日、両国国技館)進出。蝶野正洋、天山広吉に続く史上3人目の連覇に王手をかけた。

 ジェイ・ホワイト、オカダ・カズチカと勝ち点12の首位に並んでこの日を迎えた飯伏は、タイチと17分以上、約160発のキックだけを放ち合う激闘の末、大きなダメージを受けながらも勝利。自身の前にオカダが弟分のウィル・オスプレイに、グレート-O-カーンと改名した海外遠征中の岡倫之と女子レスラーのビー・プレストリーの介入によって敗れ、メインでホワイトも石井智宏に敗れて、1位が決まった。

 飯伏は「目標である2連続優勝、必ず成し遂げてみせる。明日、誰が上がってくるのか待ってる」と連覇を宣言。開幕前には神とあがめる棚橋弘至から「神になれ」と託されており、「優勝してボクは本当に、本当の神になります」と誓い、決戦へ「絶対にあきらめない、その気持ちを見てもらいたい」と闘志を燃やした。

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