新日本G1・飯伏、コブに苦戦も3勝目「ヤバい。本当に強い。やっぱオリンピック選手」

 「プロレス・新日本」(30日、後楽園ホール)

 20人がA、Bの2ブロックに分かれて争うシングルリーグ戦「G1クライマックス」Aブロック公式戦の4戦目が行われ、前年優勝の飯伏幸太がジェフ・コブを破って3勝1敗とした。コブは1勝3敗。

 高い身体能力を持つ飯伏だが、同じく高い身体能力を持ち、レスリングで五輪出場経験があるコブのパワフルなファイトに大苦戦。豪快な打撃、多彩なスープレックスなどで攻め込まれ、終盤にはサイドスープレックス連発からのF5でマットにたたきつけられたが、なんとかカウント2で脱出した。最後もコブのアスレチック・プレックスで投げられそうになったが、切り抜けて2段式のニーバットを顔面に突き刺し、すかさずカミゴェにつないでトドメを刺した。

 試合後の飯伏は「ヤバい、ヤバい。初対決だけど、本当に強いね。やっぱオリンピック選手だけあって、もとのパワーが違いました」とコブの実力に驚嘆。「開幕して、歯がもうぐらぐらしてるんですよ。ほとんど(歯が)ないです。それぐらい過酷だったです」とダメージを実感しながらも、「まあボクは歯なんか、それよりもG1優勝の方が欲しいから。絶対、今日も眠れない。忘れない。あきらめない。裏切らない。変わりはないから。次も同じ。オスプレイ、用意しとけよ」と、10月5日のウィル・オスプレイ戦へ気持を引き締めた。

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