井上尚弥「あんな大振りでは俺に当てる事は…」過激発言連発のカシメロへのアンサーか
ボクシングのWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(27)=大橋=が27日、ツイッターを更新。「あんな大振りでは俺に当てる事はできないだろう。。。」と一言だけつぶやき、対抗王者への自信を示した。
同日午前(現地時間26日夜)、米国アンカスビルで5大世界戦が開催され、WBO世界バンタム級タイトルマッチでは王者のジョンリール・カシメロ(31)=フィリピン=が3回54秒TKOで同級11位のデューク・ミカ(27)=ガーナ=に圧勝し、初防衛に成功した。
井上とカシメロは4月25日にラスベガスで3団体統一戦が決定していたが、新型コロナウイルスの拡大により、いったん消滅した。それぞれが防衛戦を行うことになり、カシメロがミカと、井上は10月31日(日本時間11月1日)に米国ラスベガスでジェイソン・マロニー(オーストラリア)との防衛戦を予定している。
ひと足早くリングに上がったカシメロは3回TKOで圧倒的な破壊力を見せつけると、試合後はビッグマウスを連発。「イノウエはモンスターなどではない。オレを恐れてイージーなマロニーに逃げた。モンスターはオレだ」など言いたい放題。これらの挑発発言に対するアンサーが「あんな大振りでは俺に当てる事はできないだろう。。。」となったと見られる。
また同じリングではWBC世界スーパーバンタム級王座決定戦でも行われ、同級1位のルイス・ネリ(25)=メキシコ=が、同級6位のアーロン・アラメダ(27)=メキシコ=に3-0判定勝ちし、2階級制覇に成功した。
ドーピング騒動、度重なる体重超過などトラブル連発のネリはかつて井上の名前を出して挑発してきたこともあるが、こちらはスーパーバンタム級に1階級上げたことですぐに対戦する可能性は低そうだ。