前NEVER6人王者の鷹木&BUSHI、矢野に不覚で準決勝敗退

 「プロレス・新日本」(8日、後楽園ホール)

 NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメントの準決勝が行われ、前王者の鷹木信悟とBUSHIにSANADAを加えたロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)トリオはオカダ・カズチカ、矢野通、SHO組に敗れ、決勝進出を逃した。

 このトーナメントは鷹木、BUSHIとともに王座を保持していたEVILがLIJを離反したことで王座が空位となって開催されたもので、LIJトリオは優勝候補と言えた。試合はLIJが好連係で優位に試合を展開。だが終盤はくせ者・矢野のずる賢いインサイドサークにほんろうされる。

 場外に落ちた矢野にBUSHIは追撃のトペを放ったが、矢野がタテに使った辻陽太にぶつかってダメージを負う。さらに、矢野がテープを使ってBUSHIの身動きを取れないようにするのを鷹木が阻止したが、混乱の中で矢野に、BUSHIがマスクのヒモで場外フェンスにくくりつけられて動けなくなり、リングアウト負けとなってしまった。

 王座を取り返せなかった鷹木はバックステージで「何だ、ありゃ。矢野の野郎、汚えな」と憤慨。だが、すぐに気持ちを切り替え、「オイ、新日本プロレス、いい加減発表しただどうなんあ。8・29神宮球場、NEVER王者無差別級選手権試合、鷹木信悟VS X。“X”でいいじゃねえか。次の相手、誰になる?鈴木みのる、お前しかいない」と、鈴木みのるに挑戦要求されているNEVER無差別級王座の防衛戦正式決定を求めた。

 BUSHIも「矢野、ふざけんなよ、この野郎。何がリングアウト勝ちだよ」と怒り爆発。「KOPW、あるよな。そこで組めよ。矢野とやらせろ。そこで場外カウントやり返してやるよ」と、オカダが提唱した新タイトル戦「KOPW2020」でのリベンジ戦を要求した。

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