新日本・飯伏、タイチの勧誘にグラリ?棚橋の呼び掛けに無言で去る

 「プロレス・新日本」(31日、後楽園ホール)

 前IWGPタッグ王者、棚橋弘至と飯伏幸太の“ゴールデンエース”コンビに不協和音が響いた。

 2人は天山広吉、マスター・ワト、上村優也と組んで、リマッチを求める現IWGPタッグ王者タイチ、ザック・セイバーJr.組にエル・デスペラード、金丸義信、DOUKIを加えた5人と対戦。棚橋は、「お前じゃ相手にならない」などと自身を挑発し続けているタイチに、攻撃をよけられ続けるなど屈辱的な苦戦を強いられる。そして、終盤には混戦の中、タイチとザックの合体技である天翔ザック・ドライバーで排除され、孤立した上村がデスペラードにピンチェ・ロコで仕留められた。

 試合後は、タイチが飯伏に近づき、「お前だってアイツ(棚橋)が使いものにならないのは分かってるんだろ。見限れ!」などと勧誘。さらに、タイチは、リング下でうつぶせにダウンしている棚橋を指さしながら、飯伏に「ほんとうにコイツでいいのか?裏切れ」と問いかけた。これに対し、飯伏は困惑の表情を浮かべながら無言で棚橋を見つめるのみ。最後は、棚橋を介抱せず、置き去りにしていった。

 バックステージでは、飯伏が「うーん、何ですかね…」とコメントを絞りだそうとしている時に、棚橋が帰還。飯伏の肩をたたいて「悪い、ごめん」と呼び掛けたが、飯伏は無言で去っていった。

 一方、タイチは「過去に栄光にすがるな。考えろ、テメエのコンディションと年を。タグチジャパンに入って、田口(隆祐)と一緒にやってろよ。ケツでも出して」などと、いつものように棚橋に猛口撃。続けて「飯伏はいいよ。まだまだ元気だな。棚橋を捨てて、新しい方向を向け。オレらのところに来てもいいぞ。オレら6人タッグを取ったら永久チャンピオンになれるんじゃねえ?」と、飯伏と合体してのNEVER6人タッグ王座奪取にも色気を見せた。

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