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永田大士が日本Sライト級新王者 井上尚弥のいとこ浩樹から奪取「すごい険しい道のり」

井上浩樹に勝利した永田大士=後楽園ホール(撮影・中田匡峻)
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 「ボクシング・日本スーパーライト級タイトルマッチ」(16日、後楽園ホール=無観客試合)

 ボクシングの“聖地”後楽園ホールで2月27日以来140日ぶりの公式試合、新型コロナウイルス感染拡大による興行自粛明け初のタイトルマッチが行われ、日本スーパーライト級1位の永田大士(30)=三迫=が王者の井上浩樹を7回TKOで破り新王者となった。

 無観客、セコンドも大声での指示を禁止されるなど、静寂の中で打ち鳴らされたゴング。インファイターの永田は、WBA・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥のいとこで15戦を全勝し快進撃を続けるアウトボクサー浩樹に対し、積極的にプレッシャーをかけながら手数を繰り出していく。

 流れが大きく傾いたのは3回。浩樹が偶然のバッティングにより右目の上から出血すると、永田は出血の影響のためか動きの落ちた浩樹に、上下に打ち分けるパンチを次々と突き刺していった。そして、7回。ヒッティングにより右目の腫れがひどくなった浩樹にドクターチェックが入り、試合がストップ。永田のTKO勝ちとなった。

 リング下でインタビューを受けた永田は「ありがとうございます。取れて当然ですとか言おうとしたんですけど、そんなことないです。すごい険しい道のりでした。でも、これがスタートです」と2度目の挑戦での王座奪取に感無量。そして、師事する加藤健太トレーナーを呼び出し、「加藤トレーナーのおかげでボクは5年間ひたむきにプロボクサーをやってこれました。本当にありがとうございます」と感謝した。

 そして、興行自粛明け後初の王者となったことに「このコロナ禍でボクシングの試合ができることがありがたいことです。ここにいる人たち以外のたくさんの支えや協力があって、みなさんのおかげでボクシングができています。もっと感動できるボクシングができるよう邁進していきます」とファンに誓った。

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