RIZINが8・9から再開 クラウドFも募集「やせ我慢していられない」

 総合格闘技イベントのRIZINは7日、動画共有サービスのユーチューブで会見を開き、榊原信行CEO(56)が8月9、10日に横浜市のぴあアリーナMMで大会を開催し、それに合わせてクラウドファンディングを募ることを発表した。

 RIZINは4月3日に新型コロナウイルス感染拡大の影響により4月19日の横浜アリーナ大会と5月に開催を予定していた仙台大会を中止するなど、6月いっぱいまで大会を休止することを発表。同時に、新型コロナウイルス感染の終息を条件として夏にメガイベントを開催する意向を示していた。

 だが、その影響は大きく、6月17日には榊原CEOがツイッターで「国の要請に従い3つの大会を中止し、7億円の売上が飛んだ。このままでは座して死を待つのみになる」などと窮状を訴えていた。

 この日の会見で「一歩踏み出す決意を固めました」と切り出した榊原CEO。行政からイベントは最大5000人との指導されながらも、RIZINは5000人以下の大会を行ったことがなく、榊入場料収入がRIZIN最大の収益であることを明かし、「観客がいなければRIZINは成り立たない」と有観客試合へのこだわりを強調した。

 その上で「どうなるか分からないが、新しいチャレンジ」と熱弁し、今年開館したばかりの約1万人収容の会場に観衆を半分の5000人を収容して大会を開催することを発表。同時に「次のボクらのチャレンジへ、みんなの支援をいただきたい。やせ我慢していられる状況ではない」といい、クラウドファンディングを募集することも発表した。また、大会は全員日本人選手で行われる。

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