新日本オカダ、外道に苦戦も2回戦進出「気を引き締めていかないと」

 「プロレス・新日本」(17日、会場非公表=無観客試合)

 19年覇者のオカダ・カズチカが外道を破ってシングルトーナメントのニュージャパンカップ2回戦へ進出した。元マネジャーとの対戦とあって勝利は堅いと思われたが、予想外の大苦戦を強いられた。

 外道は「二頭筋を痛めた」とわざとらしく右腕を三角巾でつって登場。オカダはウソと見破って攻撃するも、外道のレフェリーの死角をついての急所攻撃から、テーブル、スパナなどの凶器攻撃とインサイドワークに終盤まで圧倒された。

 だが、外道のメリケンサック攻撃をかわしてのドロップキック連発で流れを引き寄せ、最後はコブラクラッチで絞殺。試合後は「反則がダメとは言わない。あんな相手に15分もやってたんで、気を引き締めていかないといけない」と反省し、今後の戦いへ「嫌なニュースが多いじゃないですか。だから、明るいニュースを届けられるようにやっていきたい」と誓った。

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