長谷川穂積氏が考案「親子でできる簡単トレ」 瞬発力向上へ“最強ディフェンスゲーム”

 攻撃側(左)が水平に振る手を、体をかがめてよける
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 子どもたちは休校、大人はテレワークと、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で私たちの行動範囲は大きく変わった。デイリースポーツ・ボクシング評論「拳心論」でおなじみの元3階級制覇王者・長谷川穂積氏(39)が親子でできる簡単トレーニングを考案した。現在、神戸市内でボクシング&フィットネスジムを経営する元チャンプのメソッドを10回にわたって紹介する。第3回は「最強ディフェンスゲーム」に挑戦。「デイリースポーツオンライン」では動画も公開しています。

  ◇   ◇

 ボクシングの魅力は派手なKOだけでなく、強い選手は防御も素晴らしいものです。僕が好きな元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(米国)のような華麗な防御を目指してやってみましょう。相手のパンチを体の動きでよける「ダッキング」や「ウイービング」のイメージです。

 (1)親子で向かい合って立つ。

 (2)攻撃側が左右の手を水平に振り、防御側はかがんでよける。

 (3)攻撃側は左右の足を出し、防御側はジャンプしてよける。小さい子どもならバックステップでもOK。

 (4)慣れれば攻撃側は手と足をランダムに出し、防御側がよける。30秒~1分間、もしくは15回よけられたら“1ラウンド”として攻守交代。慣れれば複数回でも。

 防御側は、膝や体全体を使って柔らかくよけることが大切です。大人が防御の時は、小さくなって目線を合わせてあげてください。瞬発力や反射神経、スタミナ向上に効果があります。(明日は「お尻歩き競争」)

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