右足切断の谷津が9カ月ぶりリング登場「感無量です」

 「プロレス・DDT」(20日、後楽園ホール)

 右ヒザ下切断から復帰することが決まった谷津嘉章(63)が昨年6月2日の試合以来約9カ月ぶりにリングに立ち、ファンにあいさつした。

 糖尿病悪化の影響により昨年6月に右ヒザ下を切断した谷津は、18日に6月7日のさいたまスーパーアリーナ大会で復帰することを発表。この日はファンの大きな拍手を浴びながら入場すると、「6・7、レッスルピーターパン2020の参加が決定しました。オリャ!という感じで頑張ってやります」と、復帰を報告した。

 続けて「やるからには手加減なしで。(リングに)上がってくるのもままならなかったですけど、ほんちゃんのリングには軽やかに上がりたいと思っております。谷津すごいじゃない、義足でもやるんだな、というところをぜひ見せようと思いますので、よろしくお願いします」と力強く宣言。バックステージでは、久々にリングに立てたことに「感無量です」と、喜びをにじませた。

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