高山勝成がプロへ復帰、アマで東京五輪出場の夢途絶えて再び世界目指す

 プロボクシングの元世界4団体ミニマム級王者で、アマに転向して東京五輪予選に挑戦した高山勝成(36)が、再びプロへ復帰することが10日、代理人から発表された。元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者・石田順裕氏が会長を務める大阪・寝屋川石田ジムに所属し、再び世界王者を目指す意向という。

 高山は17年にプロからアマへの転向を表明したが、前会長の山根明氏の下の日本ボクシング連盟からアマ申請が認められず、署名活動などを行った。同連盟が新体制となった18年にアマ申請が認められ、国内で五輪代表選考がかかる試合に参戦。しかし、昨年の東海地区大会で敗れて五輪出場を逃していた。試合後は、「選手としては引き際。ここで一区切りする」と引退を表明していた。

 日本ボクシングコミッション(JBC)では国内プロボクサーの定年は原則37歳となるが、元王者の実績から特例となるケースがある。

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