引退のライガー マスクに感謝「神様が与えてくれた最高のアイテム」

獣神サンダー・ライガー(左)対鈴木みのる=2019年10月14日 画像は全て(C)2020 テレビ朝日/新日本プロレスリング(C)Go Nagai/DynamicPlanning(C)NJPW
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 1月6日に引退したプロレスラー、獣神サンダー・ライガーの引退記念DVDボックス第2弾「獣神伝説 完結編~解き明かされる素顔~」(3月25日発売)の詳細な収録内容が6日、明らかになった。これに合わせてライガーがコメントを出し、多くのドラマを生んだマスクについて「神様が与えてくれた最高のアイテム」と感謝した。

 昨年12月25日に発売された第1弾は、6枚組の高額商品にもかかわらず2300セットという好セールスを記録。今回は2枚組で、収録時間は476分となる。

 収録される試合は全12試合。

 ライガーの試合は2002年11月30日、パンクラスでの対鈴木みのると、19年9月22日から20年1月5日の引退試合までの引退ロード9試合(ライガー・ベストバウト総選挙で1位に選ばれた19年10月14日の対鈴木みのるも含む)の10試合。

 特典映像として、リバプールの風になった男・山田恵一の試合からライガー自身が選んだ、1985年4月18日のヤングライオン杯決勝戦、対小杉俊二と、87年12月27日の対船木優治(現誠勝)も収録される。

 山田時代の船木戦について、ライガーは「すごく評価もいただいて自分としても満足のいく試合だったので、これはぜひ皆さんに見ていただきたい」と自信満々。憧れの藤波辰爾がレフェリーを務めた小杉戦は「負けたんですけど、高評価をいただきまして、自信にもなった」試合だという。

 「解き明かされる素顔」という副題通り、ライガーが新日本プロレス入団から引退までのキャリアを振り返るインタビューに加え、故郷・広島での映像、家族も登場する地元・福岡の自宅での映像も収録。母や弟、妻子も登場する広島と福岡の映像について、ライガーは「ゲラゲラ笑ってほしい。ライガーバカだねって。こいつら家族でバカだねって。笑ってやってください!」とアピールした。

 また、ライガーは長年の相棒で多くのドラマを生んだマスクについて「プロレスをするために、神様が与えてくれたマスクで、最高のアイテムだったと思います。あのマスクがなかったら、とてもこの年齢まで現役をやっていなかったと思うし、やれなかったと思います。僕は素顔にコンプレックスがあるので、マスクで良かったわ~本当にありがとうって、最高のアイテムでした」と感謝した。

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