岩谷麻優、渡辺桃から4年ぶり勝利でV2!Sareeeが次期挑戦者名乗り

ベルトを死守した岩谷麻優=後楽園ホール
3枚

 「プロレス・スターダム」(19日、後楽園ホール)

 9周年記念日大会が行われ、ワールド・オブ・スターダム選手権試合は王者の岩谷麻優が渡辺桃の挑戦を退けて2度目の防衛に成功した。

 渡辺の執ような右腕攻撃にもん絶した岩谷。さらにはトップロープから場外へのダイビングダブルニーバットなど厳しいキック攻撃で追い込まれ、変型タイガースープレックスのテキーラサンライズ、ピーチサンライズを連発されたがゾンビのように立ち上がる。そしてフブキラナで流れを引き寄せると、最後はツームストーンパイルドライバーからの二段階式ドラゴンスープレックスで葬った。

 スターダムの後楽園ホール大会では史上最多の超満員札止め1602人が見つめる中でマイクを持った岩谷は「渡辺桃に(勝ったのは)意外と4年ぶりなんですよ。9周年大会で勝つことができてよかったです」を満足顔。「こんなにたくさんのお客様が見に来てくれて、本当に心から感謝しています。これからも、スターダム、面白なって思ってもらえるような戦いをしていきますし、これから先、こうやってスターダムと一緒に過ごしてもらえたらなって思います。本当にこの景色、一生忘れません」と、同団体初の立ち見も出た客席に向かってに感謝した。

 そして、渡辺桃の所属ユニット、クイーンズクエストのメンバー、ビー・プレストリーが大江戸隊に寝返る一幕があった後、場内のビジョンに2月いっぱいで所属のディアナを退団して米国に進出するSareeeが映像で登場。「約束通り、あなたのベルトの挑戦します。2月8日、スケジュールを空けたのでスターダム後楽園大会に乗り込みます。すばらしい、熱い戦いを正々堂々とやりましょう」と次期挑戦者に名乗りを上げると、岩谷は「一番苦手なタイプがきたか。まあ、やるしかないもんね。まあ誰の挑戦でも受けるんで、2月8日、後楽園ホール大会、またお待ちしています」と受諾した。

 バックステージでの岩谷は「勝ったことはうれしいですけど、1600人、満員のお客様の心の中に1人でも多くの方が岩谷麻優いいな、すげえなって思ってもらえればうれしいなと思います」と、喜びひとしお。“スターダムのアイコン”と称しているが、「もうスターダムのアイコンではなく、女子プロレス界のアイコンだと思っているので、胸を張って女子プロレス界を背負っていきます」と決意した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス