内藤がKENTAと2・9大阪で2冠戦!飯伏、オカダ、ジェイより「彼は三枚落ちる」

 新日本プロレスは7日、都内で会見を開き、IWGPヘビー級・同インターコンチネンタル(IC)2冠王者の内藤哲也(37)がKENTA(38)と2月9日の大阪城ホール大会でヘビー級王座は初、IC王座は2度目の防衛戦を行うことを発表した。

 内藤は4日の東京ドーム大会でIC王座、5日の同大会でヘビー級王座を獲得して史上初の2冠王者となったが、直後にKENTAの急襲を受けた。さらに、6日に両者がタッグで対戦した後にも、内藤はKENTAの暴行を受けて2冠挑戦を要求され、一騎打ちを受けて立つことを表明したものの、2冠王座をかけるかどうかは新日本プロレスの判断にゆだねる考えを示していた。

 会見に出席した内藤は、わずか1日で2冠戦が決定したことに「案外すぐ決まるもんですね。どうしようかと迷うかと思いきや、さすがですね、新日本プロレス」とまずは“制御不能節”。「決まったならやりますけどね。でも、新日本プロレス、それでいいの。1月5日(NEVER無差別級選手権試合)、KENTAが後藤洋央紀)に勝ったなら分かるけど、負けておいて彼の挑戦が認められる。誰でも言ったら挑戦できるのって、変な前例を作ったら新日本プロレスにとってマイナスになるんじゃないかって思うんですよね。それとも相変わらず、偉業を達成したオレに、これからも嫌がらせを続けるのか」と批判しながらも、決定を受け入れた。

 続けて、東京ドーム2連戦で自身と2冠を争ったジェイ・ホワイト、飯伏幸太、オカダ・カズチカとKENTAを比較し、「申し訳ないけど、彼は一枚、二枚、三枚ぐらい落ちるんじゃないですか。大丈夫?」と指摘。「まあ、当日リングに立ってくれれば、オレがおいしく料理してやるぜ」と勝利を宣言した。

 ノア出身でWWEにも在籍したKENTAとは他団体のリングでタッグ戦で対戦した経験があり、前日が2度目の対戦。その印象を「体は小さいですけど、力強さ、キックの威力も強いですし、新日本プロレスのヘビー級の枠に入ろうとしていることは、自信があるからこそでしょうね」と話しながらも、「今のところの印象は、SNSの使い方が上手なレスラー。海外で目標を達成できずに帰ってきたレスラー。某団体のトップレスラー。でも、別にバカにはしていないです」と皮肉で表現した。

 また、今後の2冠王座の扱いについては、「大阪城に関しては会社に丸投げしたのでダブルタイトルマッチで構わないですけど、伝説がこんな簡単に、誰でも挑戦できる状況にするのは賛成じゃない。個人的には、挑戦者がどちらか選んでやればいいんじゃないですか。例えばシリーズ開幕戦でインターコンチネンタル王座をかけて、最終戦でIWGPヘビー級王座をかけてやる。最初から最後までオレのシリーズですよ。伝説を作ったんだから、それぐらいやらせてもらってもいいでしょう」との考えを示した。

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