那須川天心、衝撃166秒TKO「めちゃめちゃ気持ちいい」メイウェザー戦の屈辱ぬぐう

江幡塁(右)にキックを見舞う那須川天心
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 「RIZIN.20」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 キック界の“神童”那須川天心(21)=TARGET/Cygames=が、江幡塁(28)=伊原道場本部/新日本キックボクシング協会=とキックボクシングルールで対戦し、1回2分46秒、3度のダウンを奪ってのTKO勝利を収めた。

 神童が圧巻の強さを見せつけた。1回、まずは左右のフックで1度目のダウンを奪うと、続いて左フックで2度目のダウン。何とか立ち上がってきた相手に対し、回転しながらの跳び蹴りを食らわすと、最後はすさまじいラッシュから右フックで完璧に打ちのめした。

 リング上でのインタビューでは「めちゃめちゃ気持ちよかったですね。大みそかっていうことで絶対にKOするって決めてたので。KOできて良かったです。江幡選手日本人最強選手と言われていたので、レベルの差を見せてやろうと思って」と、いたずらっぽく笑った。

 昨年の大みそかは元ボクシング世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)にボクシングルールのエキシビションマッチながら1回KOの完敗を喫しており、号泣した。「1年あっという間だなと思う。大みそかの借りは大みそかに返す。リベンジマッチのつもりで戦う」と意気込んていた。

 2年ぶりに気持ちよく大みそかを締めくくった那須川は「2020年、オリンピックがあるということで、オリンピックよりも面白いことをしようじゃねえかと自分は思ってるんですけど」と明かし、「僕はここ(リング)に立っている間だけ輝くことができると思うので、どんどんどんどん活躍して、また皆さん、これからも僕を強くしてください」と締めくくった。

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