井岡初防衛 勝利のリングに8月誕生の長男・磨永翔くんイヤーマフ着けて登場

初防衛に成功し、息子の磨永翔くんを抱き上げる井岡一翔(撮影・中田匡峻)
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 「ボクシング・WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(31日、大田区総合体育館)

 王者・井岡一翔(30)=Reason大貴=が3-0(116-112×2、115-113)の判定で、同級1位・ジェイビエール・シントロン(24)=プエルトリコ=を退け、初防衛に成功した。

 6月に一般女性と再婚した井岡は8月に長男・磨永翔くんが誕生した。トランクスのベルトラインに「磨永翔」の名前を記して戦った今回。無敗の挑戦者に勝利すると、「息子が生まれて初めての試合。気持ちとしてもすごく、今まで以上にプレッシャーがありました」と涙をこらえて言葉を絞り出した。

 リング上での勝利者インタビューが終わると、ベビー用の紫色のイヤーマフを着用した磨永翔くんがリングに上げられた。ベルトを守った王者は父親の顔となって愛息をリングで抱き上げた。

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