船木誠勝、「日本プロレス史上最強」藤田和之と初一騎打ち 12・5リアルジャパン

 プロレスのリアルジャパンは15日、レジェンド選手権試合(12月5日、後楽園ホール)の会見を開き、王者の藤田和之(49)と挑戦者の船木誠勝(50)が出席した。

 新日本プロレス出身で総合格闘技でも活躍した両選手は過去にタッグマッチで2度対戦したことがあるが、シングルマッチは初めて。船木は2000年の柔術家ヒクソン・グレイシー戦の前に藤田とフェースガードを着用しての打撃ありのスパーリングを行った際の「タックルに来たときにヒザを合わせたんですけど、そのまま吹っ飛ばされた記憶がある」との思い出を語り、藤田を「日本プロレス史上最強の選手」と評価。「その選手と試合ができるのはうれしい。19年前の延長で挑戦者としてぶつかっていきたい」と闘志を燃やした。

 過去2度のタッグ戦では「ちょっとしか触っていない」とのことで、「シングルマッチ、誰もいないシングルマッチでやるのが一番」という。だが、藤田の盟友ケンドー・カシンがセコンドに付くという情報もあり、「来るんですか?来たら来たで仕方ないですね。それなりに相手はしたい」と困惑しながら話した。

 一方の藤田は「お互いのルーツをたどると、同じ旗印の下、戦いを身につけ、魂を燃やし、強さを求めていった、同門の虎であると認識しています」と強調。「私が(新日本プロレスに)入ったのは船木選手より後ですし、(リアルジャパン総監)初代タイガーマスク、船木選手の背中を見て強くなりたいと思って駆け上がってきたので、10月の試合でしっかりと見せたいと思います」と意気込みを示した。

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