19歳の東洋女子王者・廣本が地元岩国で初防衛戦へ 勝てば世界王座挑戦へ

 ボクシングの東洋太平洋女子ミニマム級王者・廣本江瑠香(19)=広島三栄=の初防衛戦が11月17日、出身地である山口県岩国市の岩国市総合体育館武道場で行われる。相手は挑戦者決定戦を制した福岡県在住の同級2位・葉月さな(35)=YuKO。

 今年6月にプロ5戦目で初タイトルを手にした廣本。広島のジム所属では男女通じて初の東洋太平洋のベルト奪取という快挙となった。今回実現した地元岩国での試合は廣本の夢でもあり、同市でのプロボクシング開催は33年ぶりとなる。

 初防衛に成功すれば来春にも世界王座への挑戦が浮上する。陣営はすでに世界王者サイドとの交渉も進めており、「10代での世界王座奪取」を目標に掲げている廣本にとっては絶対に負けることができない一戦だ。

 廣本江瑠香(ひろもと・えるか) 2000年7月6日生まれ。岩国市出身。10歳からボクシングを始める。岩国中卒業後、高校には進学せずプロ転向。17年10月にデビューし、プロ5戦目で東洋太平洋王座を奪取。戦績は5戦5勝。仕事は父と一緒に型枠大工をしている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス