亀田家初の新人王・亀田京之介、次戦“対戦候補”とツイッターで激しいバトル

 「亀田3兄弟」のいとこで今年のボクシング東日本新人王戦MVPに輝いた亀田京之介(21)=協栄=が3日、自身のツイッターを更新。同日、東日本新人王フェザー級決勝戦で3回TKO勝ちしてMVPに輝いた京之介は「亀田舐めんなよ」とほえた。

 “浪速の狂拳”こと京之介は決勝で無敗の今成太希(三迫)に3回1分10秒TKOで圧勝。序盤から軽やかなフットワークとスピードあふれる多彩なパンチでほんろう。挑発するしぐさも交えながら、3回に連打からの強烈な右フックでダウンを奪ってストップを呼んだ。

 文句なしのMVPに輝くとツイッターを更新。「見たかボケ 亀田舐めんなよ」とまずはほえた。そして次戦となる全日本新人王決勝戦(12月22日・後楽園ホール)での対戦相手候補を挑発した。

 「おい沖縄のなんか騒いでる奴おるけど、やりたいなら勝ってから言え こっちは準備できてるで 次の試合負ける思うけど、ま、せいぜい頑張れや」とツイートした。

 西軍代表決定戦は10日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で開催され、フェザー級は前田稔輝(グリーンツダ)と福永輝(沖縄ワールドリング)が全勝対決。この勝者が京之介と全日本新人王を懸けて対戦する。4戦オールKO勝ちの福永は、以前から京之介との対戦を熱望しており、両者はツイッターで激しい応酬を繰り広げている。

 京之介のツイートに対し、すぐに福永も反応。「とりあえず今はMVP取ったことに浸っててくれ 何も言えないようにしてやるよ」などとリプライした。

 京之介は亀田3兄弟の父・史郎氏の兄の長男。史郎氏の指導の下、6歳から大阪で英才教育を受けた。しかし凶暴な性格ゆえ、一時非行の道に走り、ボクシングからフェードアウト。それでも18歳で一念発起して上京すると、昨年元日に“亀田家の秘密兵器”の触れ込みでデビューした。デビュー戦こそ2回TKO負けと惨敗したが、近況成長著しく3兄弟はエントリーしなかった新人王戦で亀田家初の新人王を獲得した。

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