棚橋弘至、20周年試合快勝で宣言「もう1回IWGPのベルト巻く」

 矢野(下)にハイフライフローを見舞う棚橋
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 「プロレス・新日本」(14日、両国国技館)

 棚橋弘至がデビュー20周年記念試合第4弾で快勝し、IWGPヘビー級王座奪回を宣言した。

 棚橋は同い年の本間朋晃と組み、さらには14年に引退した同期の井上亘をセコンドに付けて矢野通、真壁刀義組と対戦。本間とのダブルこけしを成功させ、若手時代の得意技ハーフハッチも繰り出すなどハッスルし、最後はスリングブレードからハイフライフローを完璧に決め矢野通を仕留めた。

 試合後は、本間が「今日は棚橋、いや、ヒロの20周年、勝つことができてよかった。オレみたいなどうしようもないレスラーが一緒に組ませていただくのは…」などと、へりくだりながら喜ぶと、棚橋は「そんなことないよ、本間さん。すげえ尊敬してるから。こっからでしょ。こっからって言ったじゃないですか」と激励。

 続けて、「(本間はデビュー)23年。オレはまだ20年ですから。まだまだ行くよ。一言言っておくから。もう1回、IWGP(ヘビー級王座)のベルト巻くから」と、9度目の戴冠に飽くなき意欲を示した。

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