朝倉海 またも衝撃KO!佐々木のアゴ砕き、大みそか堀口と再戦

1回、朝倉海(右)は佐々木憂流迦のあごにパンチを決める=エディオンアリーナ大阪(撮影・山口登)
3枚

 「RIZIN.19」(12日、エディオンアリーナ大阪)

 朝倉海(26)=トライフォース赤坂=が佐々木憂流迦(29)=Serra Longo Fight Team=に1回54秒TKO勝ちした。

 8月にノンタイトル戦ながらRIZINバンタム級王者の堀口恭司(アメリカン・トップチーム)を衝撃の1分8秒KOで破って一躍RIZINのニュースターとなった朝倉と元UFCの佐々木。両者は4月に対戦予定だったが佐々木の体調不良により流れ、これが仕切り直しの一戦だった。

 開始直後、朝倉はワンツーでマットにはわせると、上から殴る蹴るの猛ラッシュ。逃げる佐々木に追い打ちをかけ、いったん立ち上がり、手で「来い」と挑発するポーズを見せたが、ドクターのチェックが入り、アゴ骨折の疑いでストップとなった。

 試合後はリング上で「勝てましたけど、大振りになったり反省点もありました。憂流迦選手は寝技が得意なんで、付き合わないように打撃で勝負しようと思いました」と振り返った朝倉。そして、堀口との再戦について問われると、「堀口選手、来てますかね。誕生日おめでとうございます。この試合がボクからの誕生日プレゼントです。大みそか、次はベルトをかけて勝負しましょう」と、この日が29歳の誕生日でリングサイドで観戦していた堀口に呼びかけた。

 これに応じて、堀口がリングイン。「一回負けてるからベルトなんていらない。次、獲りに行くから見てて」と朝倉にチャンピオンベルトを手渡して、受けて立つ意志を示した。そして、RIZINの榊原信行CEOもリングに上がり、堀口に「タイトルマッチ大丈夫?」と問いかけると、「自分はベルト持ってると思ってないんで、自分が挑戦者のつもりでいきます」と改めて明言。朝倉も「もちろんやらせて下さい」と返答すると、榊原CEOは12月31日に両者がタイトルマッチを行うことを正式決定した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス