新日本・棚橋 20周年試合でNEVER6人挑戦失敗も笑顔「オレたちは必ず上がる」

 矢野通(中)にこけしのポーズをする本間朋晃(左)と棚橋弘至=後楽園ホール
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 「プロレス・新日本」(7日、後楽園ホール)

 NEVER無差別級6人タッグ選手権試合が行われ、棚橋弘至、本間朋晃、YOSHI-HASHI組は、4度目の防衛戦だった王者の田口隆祐、矢野通、真壁刀義組に敗れた。

 棚橋のデビュー20周年記念試合第3弾として組まれた一戦。6人が目まぐるしく入り乱れる展開の中、棚橋は本間とのダブルこけしを2回目で成功させ、久々にハーフハッチスープレックスを繰り出すなど奮闘したが、最後は本間が矢野に得意の股間攻撃からの横入り式エビ固めで仕留められた。

 「チームこっから」と名付けた急造トリオは4日に王者組をノンタイトル戦で破り、タイトルマッチにこぎ着けたもののベルトは得られず。それでも棚橋は「何度も言うけどこっからだから。負けてもこっからだから。こんな前向きで明るい言葉ないよね」と笑顔で話した。

 さらに、「NEVERのタッグ、すぐには回ってこないと思うけど、ノブ(YOSHI-HASHI)もトモ(本間)も心の隅にこのタッグを置いておいてほしい。オレたちは必ず上がるから。みんなで上がって、その時また行きましょう」と、将来的な再挑戦に意欲。最後は「まだまだ20年、折り返しですよ」と言い残し、さわやかに去っていった。

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