大仁田、G小鹿プロデュース大会フル参戦へ!「カン・フー・リーと組みたい」

 大日本プロレス会長・グレート小鹿(77)が31日、同団体の神奈川・横浜ラジアントホール大会の試合前に記者会見を開き、今後自身がプロデュースする全大会に“邪道”大仁田厚(61)が参戦することを発表した。

 まずは、10月9日の北海道・白老町総合体育館、11月1日の盛岡・岩手県営体育館(伊東竜二デビュー20周年記念興行)、両大会への出場が決定。

 小鹿は「先だって、大仁田選手と初めて組んで勝ちました。彼の栄光を浴びたプロレスセンスは評価しながら、もっとこいでいくなかで、ボクにできることは何かと考えて、小鹿プロデュースの開催地で、全試合参加してもらう。これから二人三脚でやっていく。大仁田選手を同伴して、全国各地のファンにお見せしたい。そのほかの大日本主催試合にも出ることがあるだろうし、全国の大日本のファンに、大仁田選手を上げて喜んでもらいたい。もともと全日本で一緒だった時期があって、ボクが長男で、大仁田選手は末っ子だと思う。長男として、もっと彼を全国に連れて歩きたい。末っ子はかわいいもんで、ボクが大仁田選手を見ていかなきゃいけないと思う」と話した。

 マッチメークに関しては、大仁田が小鹿と組むこともあれば、ほかの選手と組むケースも出てくるという。大仁田と小鹿の“令和極道コンビ”は、25日の愛知・名古屋国際会議場大会で初タッグを組み、青柳政司、高橋匡哉組に勝利して好発進。10月25日、同団体の東京・新木場1stRING大会では、谷口裕一のデビュー25周年記念試合で、谷口を加えたトリオを結成することが決定済み。古巣・全日本の至宝アジアタッグ王座獲りに乗り出す意向も表明している。

 名古屋大会で初タッグを組んだ小鹿は、大仁田と意気投合。同大会には超満員910人(主催者発表)の大観衆が集まって、成功裏に終わったことで、小鹿はご満悦。控室では、早速連絡先を交換し、大仁田に電撃オファーをかけたもようだ。

 会見の内容を伝え聞いた大仁田は「全国各地を小鹿さんと一緒に回れて、ファンのみんなと会えるのはうれしいことで、大日本さんのはからいに感謝します。ボクと小鹿さんは兄弟だったの?だったら、今日から小鹿さんのことを『お兄ちゃん』と呼ばなきゃいけない。お兄ちゃん、『末っ子がかわいい』って言うんなら、ボクのお願いを聞いてほしい。昔、米アマリロで、テリー・ファンクに勝って、ベルトも獲ったカン・フー・リーというすごい選手がいたらしい。せっかく小鹿さんと一緒に回れるなら、カン・フー・リーとタッグを組みたい!それから、お兄ちゃんの生前葬として、電流爆破をやりましょう!」とコメントした。

 末っ子・大仁田の思わぬ“おねだり”に、長男・小鹿がどう返答するのか注目されるところだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス