村田諒太 王座奪回へ!ブラントの1200発パンチ止める!
「ボクシング・WBC世界ミドル級タイトルマッチ」(12日、エディオンアリーナ大阪)
前王者で同級4位の村田諒太が3日、都内の所属ジムで王者ロブ・ブラントとの再戦へ向けたスパーリングを報道陣に初公開した。
これまで130回のスパーリングを行った村田。ブラントに似たタイプという米国人パートナーと2回拳を交え、鋭い左ジャブにもひるまず、安定感のある足取りでプレッシャーをかけ、何度もロープ際で連打を放った。
前回対戦は相手のフットワークと1200発超の手数に主導権を握られて判定負けし、「棒立ち状態で前に出てパンチをポカポカともらった」と反省。「しっかり足腰に力がある状態でプレッシャーをかけて、上下をしっかり打つ」ことを勝利のカギに挙げた。
「手数がすごかったと言いますけど、ダメージを与えれば手数も足も止まる」とも話し、「前回みたいにはならないと思う」と戦いをイメージ。王座奪回へ「勝ちたい、リベンジしたい、その気持ちだけです。悔しい思いをしたので、ぶん殴って倒してやりたい」と闘志を燃やした。


