アスカ&カイリが女子タッグ王者アイコニックスに連勝!31年ぶり日本人戴冠へ弾み
「プロレス・WWE」(29日、両国国技館)
日本公演の2日目が行われ、元華名のアスカと元宝城カイリのカイリ・セインの日本人タッグ「カブキウォリアーズ」が、WWE女子タッグ王者ビリー・ケイ、ペイトン・ロイス組の「アイコニックス」に連勝。日本女子としては88年に前身のWWF女子タッグ王者となった立野記代、山崎五紀組以来、31年ぶりの同王座奪取に弾みをつけた。
カブキウォリアーズは前日のノンタイトル戦でアイコニックスを破って王座挑戦権を獲得。この日は両組の対戦は予定されていなかったが、急きょ対戦することになった。
まず、アスカはロウ女子王座トリプルスレット戦に出場。アレクサ・ブリスとともに王者ベッキー・リンチに挑戦し、終盤にリンチを必殺のアスカロックで捕らえたが、アイコニックスの乱入により王座奪取に失敗した。怒りを爆発させたアスカが「ここで決着つけたる」と要求したことで、カブキウォリアーズとアイコニックスがノンタイトルで対戦することとなった。
カブキウォリアーズの小気味いい連係も交えながら両者の持ち味を出して優位に試合を展開。最後はカイリがトップロープから急降下するフィニッシュ技インセインルボーでロイスを排除する間に、アスカがアスカロックでケイを絞殺した。留飲を下げた観衆は2人の日本女子に拍手喝采を送った。


