那須川戦ダウンシーン放送されず 榊原CEO「前向きにチャレンジして起こった事象」

 「RIZIN.16」(2日、神戸ワールド記念ホール)

 那須川天心(20)=TARGET=が、ISKA(国際競技空手協会)世界フェザー級タイトルマッチ(ISKAユニファイドルール3分5回)で、ISKAフリースタイル世界バンタム級王者マーティン・ブランコ(30)=アルゼンチン=に2回2分19秒KOで勝利した。フジテレビはこの試合を生中継したものの、CMで最初のダウンを奪った決定的な場面を放送できないというハプニングが起こった。

 試合後、RIZINの榊原信行CEO(55)がこの件について釈明した。「SNSで大炎上していると聞いています。大事なシーンが放送されなかったことは本当に申し訳ない。今後ないように整えていきたい」と再発防止を誓った。

 RIZINは関西初開催となった今回、フジテレビと新たな試みとして3試合生中継を決行した。榊原CEOによると、フジテレビ側はドクターチェックなどが入った場合、CMに入るなど決め事を定めていたそうだが、試合再開のタイミングなどでダウンシーンが放送されない事態が起こったという。今回のハプニングを「放送として新しいチャレンジをしてきた中で、前向きにチャレンジして起こった事象」と振り返った。

 榊原CEOは「僕もオンエアを見ていないので、これから自分なりの確認をしてフジテレビと話していきたい。(CMについては)地上波のスポーツ中継での命題。誰がその判断をするのか」と説明した。そして今回の一件を「次につながるように検証していきたい」と再発防止につなげる考えだ。放送前半にCMを集中させ、試合中にはなるべく流さないなど、より良い方策を探っていくとした。

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