聖地シングル初メインのロメロ ファンタズモから金星「オー・マイ・ゴッド!」

 「プロレス・新日本」(24日、後楽園ホール)

 ジュニアヘビー級20選手がAとBの2ブロックに別れて争うシングルリーグ戦「ベスト・オブ・ザ・スーパー・ジュニア」(BOSJ)の公式戦が行われ、わずか1勝だったロッキー・ロメロが全勝でBブロック単独首位のエル・ファンタズモを破る金星を挙げた。

 躍動感あふれる空中殺法だけでなくダーティー攻撃も駆使する相手に対し、ロメロは場外ラフファイトや打撃などの厳しい攻めで応戦。コーナー最上段から場外へのトペコンヒーロなど捨て身技も放って食い下がり、最後はファンタズモの必殺技CR2をウラカンラナで切り返して得意の腕ひしぎ十字固めを極め、試合終了寸前の28分38秒にタップさせた。

 “聖地”後楽園ホールでの初のシングル戦メインを白星でかざったロメロは試合後、リング上で弟子“ロッポンギ3K”の弟子YOH、SHOと抱き合って大喜び。マイクを持つと日本語で「レッツ・ゴー・トゥー・ロッポンギ、ノリノリだぜー。ロッポンギ最高、新日本スーパージュニア最高、ロッキー最高、最高、最高!」と絶叫して締めた。

 インタビューでもロメロは「オー・マイ・ゴッド!新日本プロレスで18年戦い続けているけども、ジュニアヘビー級でトップと思われるファンタズモ相手に勝つことができた」と感無量。「オレが強さをもらえたのは、世界中で応援してくれているファンのおかげ。このチャンスは自分にとって大きなことだった。両国国技館のリング(優勝決定戦)に立てるチャンスはあまりないけども、それがかなわなくても自分の仲間たちを助けたい。棚橋じゃないけど『愛してます』と言いたい。そして、ありがとう」と感謝の言葉を並べた。

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