WBC王者の拳四朗 アルバラードとの統一戦熱望「勝つ自信ありますよ」
「ボクシング・IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ」(19日、神戸ポートピアホテル・大輪田の間)
挑戦者で同級3位の小西伶弥(25)=真正=は0-3(111-117、110-118、112-116)の判定で王者フェリックス・アルバラード(30)=ニカラグア=に敗れ、2度目の世界挑戦での王座獲得はならなかった。アルバラードは昨年10月に獲得した王座の初防衛に成功した。
WBC世界同級王者の拳四朗(27)=BMB=がリングサイドで試合を観戦。アルバラードとの統一戦を熱望した。
小西との打撃戦を強打で制したIBF王者について、拳四朗は「上下の打ち分けがうまい。接近戦は強いが、中間距離ではパンチも当たりますね」と冷静に分析した。
小西は真っ向からの打ち合いに出たが、「僕ならあのスタイルではいかない。足とジャブを使って戦います」と攻略を描いた。そして「統一戦やりたいですね。勝つ自信はありますよ」と続けた。まもなく発表される6度目の防衛戦をクリア後にビッグマッチに向かいたいと希望した。