新日本NJC・オカダが決勝進出!石井との同門対決で大苦戦も激勝

 「プロレス・新日本」(23日、新潟・アオーレ長岡)

 優勝者が現地時間4月6日の米ニューヨーク・マジソンスクエアガーデン大会でIWGPヘビー級王者ジェイ・ホワイトに挑戦できる権利を得るシングル戦トーナメント「ニュージャパンカップ」の準決勝戦2試合が行われ、オカダ・カズチカとSANADAが24日にアオーレ長岡で行われる決勝戦に駒を進めた。

 オカダはケイオスの石井智宏と同門対決。チョップ、エルボーの連打など武骨で荒々しい攻めだけでなく、巧みな試合運びを見せる石井に大いに苦しめられる。コーナー最上段からの雪崩式脳天砕き、スライディング式ラリアットなどで何度もカウント2・9まで追い込まれた。

 終盤にはジャーマンスープレックスからのレインメーカーを一本背負いからの腕ひしぎ十字固めに持ち込まれ、長時間耐え抜いて何とかロープで脱出。だが、最後は石井得意の垂直落下式脳天砕きを旋回式ツームストーンパイルドライバーで返し、レインメーカーにつなげて21分超の死闘にピリオドを打った。

 6年ぶり2度目の優勝に王手をかけたオカダは「もうね、元気もないよ。でも、それは次上がってくる対戦相手も同じだと思う」と疲労困憊(こんぱい)。それでも、「優勝の目の前まで来て負けてられない。石井さんにも『お前が優勝しろ』と声をかけてもらった。ケイオスを倒して上がったからこそ、ケイオスのみんなの分も背負っているつもりで、またあした、もう一個」と気合を入れた。

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