全日ジュニアの顔だ!岩本が鼓太郎にリベンジV2

 「プロレス・全日本」(19日、後楽園ホール)

 世界ジュニアヘビー級選手権試合が行われ、王者の岩本煌史が鈴木鼓太郎の挑戦を退けて2度目の防衛に成功した。

 鼓太郎の場外戦も交えた厳しい攻めに苦しんだ岩本。得意の柔道殺法で反撃し、ブルーディスティニー、エクスカリバーなどの大技も浴びるピンチも耐え抜き、最後は得意の払い腰、孤高の芸術連発で3カウントを奪った。

 試合後は、青木篤志、佐藤光留、丸山敦、岡田佑介、ブラックめんそーれがリング上で岩本を取り囲んで挑戦をアピール。岩本は「全員敵と見なしていいですか。しっかり時間をかけて挑戦者をオレが決めます」と受けて立った。

 王座を保持したまま制した2月の「ジュニアバトルオブグローリー」で唯一の敗北を喫した相手にリベンジし、文句なしの全日本ジュニアの顔となったといえる岩本。インタビューでは「そうだったらうれしいですね。それはオレが決めることじゃないんで、お客さんがそういう評価をくれるなら素直に受け取るし、喜びたい」とクールに話した。

 厳しい試合を制し、「強かった。本当にしんどい防衛戦でした。まだ負け越してますからね。1勝2敗1分け。ベルトをかけて戦って勝った。大きいでしょ」と充実の表情。挑戦に名乗りを上げた5人には「チャンピオンとしてうれしいよ、ただ、チャンピオンはオレで、ジュニアのリーグの覇者はオレ。他にオレに準ずる成績を残しているかって。何にも変わんねえ、みんな。目に見える確かな実績を残して、オレの前に来い」と要求した。

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