田口良一「面白い打ち合いになる」 王者の気合に呼応

 「ボクシング・WBO世界フライ級タイトルマッチ」(16日、岐阜メモリアルセンター・で愛ドーム)

 調印式と前日計量が15日、名古屋市内で行われ、同級では初防衛戦となる王者の田中恒成(畑中)と挑戦者で同級4位の田口良一(ワタナベ)は、ともに制限体重の50・8キロで一発パスした。

 1階級上げて無事に計量をパスした田口は「ここまで順調にやってこれました。本番で自分の実力を出すだけ」と絶好調宣言。この一戦が日本人による平成最後の世界戦となることに、「ふさわしい試合にしたい」と意気込みを示した。

 田中が自身を「最高のライバル。全然逃げない」と評して熱戦を予告したことに堂々と受けて立つ構え。「自分もそうなると思う。逃げるつもりはないし、面白い打ち合いになると思う」と腕をぶした。

 その思いは“勝負服”にも込められている。英語で「覚悟はできている」という意味である「READINESS」の文字を記したガウンを着用。“敵地”に駆けつける応援団350人の前ですべての力をぶつける。

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