東日本ボクシング協会会長に元世界王者の花形進氏 競技人口増加など3つの目玉公約

 東日本ボクシング協会の総会が28日、都内で開かれ、渡辺均会長の任期満了に伴い、後任にただ1人立候補した元WBA世界フライ級王者で花形ジムの花形進会長(72)を満場一致で選出した。正式就任は4月1日付。規定により、日本プロボクシング協会会長も兼務する。

 明るい性格、ジムの事務室をガラス張りにするなどのクリーンな運営、5度目の挑戦で世界王座を獲得した粘り強さがモットーの花形会長。ボクシングを通じた青少年教育、ボクシング人口の増加策、コンプライアンスの強化という3つの目玉に加え、JBCとの連係強化、アマチュアの日本ボクシング協会との友好関係の構築などを公約に掲げる。

 72歳での就任に、「大変ですけど、3年(1期)は頑張るつもりです。3年やると75になりますから」と話しながらも、「問題があった場合、理事会に上げて賛成か反対かをはっきり決めたい。民主主義の世の中ですから。個人では決めない」となどと所信表明。特に、ボクシング人口の減少に危機感を抱き、「前は多いときは月に50人ぐらい練習生が入ってきた。今思うと夢みたい。またそういう時代に持って行かないといけない」と意欲を示した。

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