井上岳、王座奪取ならず…0-3大差判定負け 果敢な打ち合い本場ファン喜ぶ

 「ボクシング・WBO世界スーパーウエルター級タイトルマッチ」(26日、ヒューストン)

 ボクシングのWBO世界スーパーウエルター級タイトルマッチ12回戦は26日、米テキサス州ヒューストンで行われ、挑戦者で同級3位の井上岳志(29)=ワールドスポーツ=は王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)に0-3の大差判定で敗れ、王座奪取はならなかった。ムンギアは3度目の防衛に成功した。戦績は井上が15戦13勝(7KO)1敗1分け、22歳のムンギアは32戦全勝(26KO)。

 井上は接近戦を展開したが、無敗王者の壁にはね返された。「追い詰める技術と精神力がなかった」。10回には連打でダウン寸前まで追い込まれ、輪島功一らに続く日本人のスーパーウエルター級世界王者となることはできなかった。ただ、果敢な打ち合いで本場のファンを喜ばせ、プロモーターのオスカー・デラホーヤ氏からは「またいつでも呼ぶ」と伝えられたという。「今からでも練習して上を目指したい」と、雪辱を誓った。

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