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内藤哲也が奪冠「ベルトの方から近づいてきた」ジェリコに完璧デスティーノ突き刺す

 クリス・ジェリコを踏みつけ、ポーズを決める内藤哲也(撮影・堀内翔)
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 「プロレス・新日本」(4日、東京ドーム)

 IWGPインターコンチネンタル選手権が行われ、挑戦者の内藤哲也(36)が王者クリス・ジェリコ(48)を22分35秒デスティーノからの片エビ固めで撃破し、王者に返り咲いた。ノーDQマッチ(反則裁定なし)で行われ、竹刀やパイプ椅子などの凶器攻撃も飛び出たが、最後は内藤がベルトで強襲し、必殺技で3カウントを奪った。

 最後は因縁のベルトを味方につけた内藤が日米カリスマ対決を制した。かつては団体内のタイトル乱立を嘆き、封印すら提案したこともあるインターコンチのベルトを相手の顔面にたたきつけると、デスティーノを完璧に突き刺し3カウントを奪った。

 「さんざん要らないと言ってきたベルトだけど、ベルトの方から近づいてきた感じかな。今日はあのジェリコからベルトを奪う目的があったとはいえ、このベルトは俺のことが好きだな。このベルトは俺に愛着があるのかな」

 序盤はお株を奪われるかのようなジェリコの“制御不能”っぷりに苦しめられた。ゴング前に襲撃した内藤だったが、場外へのトペを竹刀で迎撃されてからペースをにぎられると、机の上でのパイルドライバーで脳天から突き刺さった。

 さらに、ライオンサルト、ウォールズ・オブ・ジェリコ(逆エビ固め)と相手の必殺技を次々と受けて防戦一方。しかし、2度目のウォールズ-を竹刀攻撃で返してからリズムを取り戻し、百戦錬磨の相手を撃破した。

 因縁が始まったのは昨年。東京ドーム大会翌日の1月5日の後楽園ホールでジェリコに強襲された。5月4日の福岡では試合後に引き上げるところをジェリコに襲撃され、血祭りに上げられた。6月9日の大阪城ホールではインターコンチのタイトル戦でベルトを奪われた。11月に内藤が再戦を要求し、大舞台での雪辱戦が組まれた。

 大物をついに下し、内藤の次なる標的はどこか。「2019年はかつて必要ないと言っていたインターコンチのベルトをどのように扱うか。(以前に)封印にも失敗し、破壊にも失敗したが、次はどうすると思いますか?」といたずらっぽく逆質問したが、「でも結局今日大きく扱うのはメイン(IWGPヘビー級選手権)なんでしょ?」と報道陣をけむに巻き、会場を後にした。今年も制御不能な1年が始まった。

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