RENAは試合なし 前日計量できず失格…実行委員長「試合させる状況にない」

 「RIZIN.14」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 前日の計量を体調不良で欠席し、失格となっていたRENAは試合も行わず、欠場となった。

 第1試合に組まれていたサマンサ・ジャンフランソワ(フランス)との試合は行われず、RIZIN14は全13試合となった。榊原実行委員長は「RENA選手は欠場です。主催者としては断腸の思いではあるんですが」と表明。「彼女はやるという強い意思を持ちましたが、主催者として試合をさせる状況にないと確認して」欠場させることを決断したと明かした。

 RENAは契約体重の49キロを目指して減量を進めていたが、体調不良で病院に運ばれ前日の計量を欠席していた。脱水症状、過度の貧血と診断され、点滴など治療を受けたという。31日までに退院しており、RIZINとしてもRENAの回復次第で、キャッチウエート(事前に両陣営や主催者で取り決めた体重)による試合開催の可能性を探った。しかし、「ずっと頭痛がおさまらない」(榊原実行委員長)こともあり、即ドクターストップとまではいかずとも、「ドクターとしての見解も出すべきではないであろう」との所見もあったことから、最終的には試合を開催しないことになった。

 RENAはファンの前に姿を見せる予定はないというが、会場で対戦相手のジャンフランソワや、関係各位に謝罪することを希望しているという。榊原実行委員長は「プロ失格」と報道陣を通じて批判はしたが、主催者としてペナルティーを科す考えは「特にはないです」としている。

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