伊藤建てる!マサユキ動物王国 ファイトマネーの一部を動物愛護のために寄付宣言!

 「ボクシング・WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ」(30日、大田区総合体育館)

 トリプル世界戦の調印式と会見が28日、都内で行われ、初防衛戦に挑む伊藤雅雪(27)=伴流=は、グッズ販売の売り上げとファイトマネーの一部を動物愛護のチャリティーに充てることを宣言。猫2匹の里親で、豚も飼っており「将来は家を動物園みたいにしたい」と話す“ムツゴロウさん系チャンピオン”は、力強く防衛を誓った。

 その拳で小さな命を救ってみせる。7月に米国で王座を獲得した伊藤にとって、今回は凱旋試合。しかも、トリプル世界戦のメインイベントを託された。「ボクシングを始めてもうすぐ10年。米国で王座を獲って帰ってこれたのは、すごく誇りになっている。王者としてはまだまだだけど(指名挑戦者を)しっかり打ち破って、伊藤雅雪というボクサーを世界に見せつけたい」と力強く話した。

 もう一つの夢の始まりでもある。「チャンピオンになったら、チャリティーをやりたいと思っていた」。試合会場ではオリジナルTシャツ80枚(3000円)と、シリコンバンド250個(500円)を販売予定。この売り上げに、ファイトマネーの一部を足して、動物愛護のために寄付をするという。

 子供の頃から動物好き。現在もララ(メス)、レンレン(オス)という2匹の猫の里親となり、ゆずという名のマイクロピッグ(豚)も1匹飼っている。「カワウソも飼いたいと思っていた。僕にとって動物は癒やしなんです。素直だし、嘘をつかない。ムツゴロウさん?あそこまでではないけど、将来は家を動物園みたいにするのが夢」と熱く語った。

 そのためにも、まず初防衛戦は負けられない。「熱い試合をしたい」。防衛ロードの先に、“伊藤雅雪動物王国”の夢が待っている。

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