「ボクシング・WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ」(30日、大田区総合体育館)
トリプル世界戦の予備検診が27日、都内で行われ、出場6選手はすべて異常なしと診断された。
初防衛戦の伊藤雅雪(27)=伴流=は挑戦者エフゲニー・チュプラコフ(28)=ロシア=より身長は7・5センチ、リーチは13センチも上回った。海外で戴冠したため、日本独特の行事である予備検診は初体験で、リーチは「自分がどれだけ長いか分かっていなかった」という。体格では有利と分かったが、「ボクの中では関係ない」と話し、「潜られると嫌なので、相手の上体を起こさせて、たたいていきたい」と気持ちを引き締めた。