ノア・清宮、戴冠で景色変える!12・16、王者杉浦に挑戦

 プロレスリング・ノアの12・16横浜文化体育館大会でGHCヘビー級王者・杉浦貴(48)に挑戦する清宮海斗(22)が11日、東京・木場のデイリースポーツを訪れ、初戴冠への熱い思いを語った。

 清宮は次期挑戦者を決める「GLOBAL LEAGUE 2018」で、中島勝彦(30)を破って優勝。今年1月の拳王(33)戦以来、2度目となる王座挑戦のチャンスを得た。現在は袂(たもと)を分かったものの、かつては杉浦軍に在籍。「デビュー以来お世話になってきたし、一緒にタッグを組んでいた時期もある」杉浦戦だけに、複雑な思いもある。だが、清宮の頭には「世代交代は必要。このタイミングで挑戦して勝つ意味は大きい。お客さんをワクワクさせる試合をして、ノアの景色を一気に変えたい」と、勝利しかない。

 17年のカナダ遠征でマスターした、あこがれていた故三沢光晴の必殺技、タイガー・スープレックス・ホールドにも磨きがかかってきた。今年はタッグ・リーグにも優勝。第43代GHCタッグ王者にもなり、波に乗っている清宮が史上最年少同級王者に突き進む。

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