Krush旗揚げメンバー山本真弘が10周年大会参戦 20周年も「なくはない」

 立ち技格闘技団体「Krush」の10周年大会「Krush.95」(21日・後楽園ホール)のスーパーフェザー級3分3回戦で激突する大ベテランの山本真弘(35=N.F.T.T.)と新鋭の里見柚己(20=K-1 GYM横浜infinity)が19日、意気込みを語った。

 10周年大会に「ケガをしていても出たい」とアピールした山本は「10年前の旗揚げ戦にも出ているし、あの時に出ていた選手も数少なくなっているので」と理由を説明。

 当時、「どこかで大ケガをして『もうダメだ』と言われない限りは、ずっとやっていると思ってました」という山本は、10年たっても「今回の試合も特別な試合ではあるんですけど、これから続く格闘技人生の中の試合の一つ」と、変わらぬ考えを述べた。

 世界最大のキックボクシング団体だったイッツ・ショータイムの世界王座についたり、王者クラスの集まるトーナメントを2度制したりするなどトップ中のトップだったが、現在はK-1、Krushで3連続KO負け中。それでも「10年前はずっと自分が勝っていて、対戦相手が負けていた。今はそれが逆になって。自分が勝っていないという状況なんだなというだけ。毎試合勝つか負けるかは分からないもの」と、冷静に受け止める。

 今回は20歳との対戦だが「色んな見方をされる試合だとは思いますが、やることは同じ。悪いところを修正して、それを次の試合で出せるようにする」と通常モード。20周年大会については「なくはないんじゃないですかね」と笑った。

 一方の里見は「Krushが旗揚げした頃に格闘技を始めました」といい、当時「本当に強かったし、すごい選手がいるなと」と思っていた山本との対戦に「不思議な感じ。山本選手が現役のうちに戦うことができてうれしい」と喜んだ。

 試合のテーマは「世代交代」と言い切り、「本当に圧倒的な差を見せてKOしないと。自分みたいな若い選手がああいうベテランをどんどん倒していかないといけない。お客さんがひいちゃうくらいのKOを見せてインパクトを残します!」と誓っていた。

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