メイウェザー、那須川戦「実現させる」と米報道 エキシビションで過去最高の報酬と明言

 ボクシングの元世界五階級制覇王者フロイド・メイウェザー・ジュニア(41)=米国=が15日(日本時間16日)、中止を宣言していた総合格闘技「RIZIN」(12月31日、さいたまスーパーアリーナ)でのキックボクサー・那須川天心(20)戦を「実現させるつもりだ」と明かしたと、米国のニュースサイト「TMZ SPORTS」が伝えた。

 報道によると、メイウェザーは14日夜に米国ビバリーヒルズの高級宝石店を出たところで同サイトの取材を受け、那須川と対戦する意向を示した。ルールについては「短いボクシングのエキシビションになる。キックなし。オレは9分間、あの男の回りを動き続ける」と、3分3回のエキシビションになることを明かし、自慢のスピードでほんろうすることを予告。報酬についても「エキシビションでは史上最高の報酬になる」と明言した。

 最後には「オレはボクシングを引退したばかり」と話しながらも、「まだまだ世界中に姿を現して、大金を稼ぐ」と豪語した。

 また、RIZIN側も16日、榊原信行実行委員長が自身のツイッターで「フロイド・メイウェザー選手とのミスアンダースタンディング(誤解)は解決しました。彼は12月31日大晦日にRIZIN.14のリングで那須川天心選手と対決します。詳細は日本に戻った時に記者会見で話させて頂きます」とのコメントを発表した。

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